午前11時頃から今日2人目の質問者として一般質問を行い、傍聴日帰りバスツアーに参加した皆さんといっしょに佐藤知事と記念撮影をしたあと、副議長室にご案内しました。そして午後からは3人目と4人目の質問者の時に議長に代わって進行役で登壇しました。
忙しい一日でしたが、充実した一日でもありました。

大規模災害対策の強化を急げ!!
[井上明夫] 近年各地で自然災害が多発しており、とりわけ孤立集落に対する備えの必要性が浮き彫りとなっている。特に中山間地が多い大分県の特性を鑑みると、孤立集落対策の強化が必要である。孤立集落の発生を抑止するための取組と、発生時に該当集落をどのように支援していくかを伺う。
[佐藤知事] 県では大規模災害への備えを進めるため、①孤立集落対策②被災者支援③応援・受援体制の3つの対策を強化していく。
①孤立集落対策の強化では、事前の備えとして、備蓄品への支援を強化するとともに、地域住民が参加しやすい防災学習会を開催する。また、ヘリやドローンによる空路での物資輸送とともに衛星通信機能を用いた訓練を実施する。加えて、道路啓開計画の見直しを行っているところである。
②被災者支援では、トイレカーの各振興局への配備や簡易ベッドの備蓄拡充、民間団体へのキッチンカー等の導入を支援する。避難所運営については女性視点を持った防災リーダーを育成する。
③応援・受援体制の強化では、広域防災拠点での物資輸送訓練を行う。また、専門ボランティアの受け入れや調整を行う災害中間支援組織の育成にも取り組む。
(まとめ)近年特に問題視されている孤立集落の対策については「事前準備」「発災時の迅速な対応」「復旧後の継続支援」の3つの視点が重要です。地域住民の自主性を高め、行政や支援団体との連携を強化することが、災害時の被害を最小限に抑えることにつながります。県のさらなるリーダーシップを求めました!

質問後に傍聴に来た皆さんを副議長室にご案内しました。