これぞ「元祖・地方創生」!池田町の十勝ワイン🍷

「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」で聞き取り調査

 大分県議会商工観光労働企業委員会の県外視察で11月14日から15日にかけて、「地方創生」や「宇宙港」をテーマに北海道で県外調査を行いました。

 14日は池田町におけるワインづくりの取り組みについて。北海道池田町では1952年(昭和27年)からの地震や冷害などにより大きな被害を受けました。その後、町長が自生するヤマブドウに着目し、1960年にブドウ栽培を始め、1963年にワインの醸造に取り組みました。ヨーロッパへ技術者を派遣するなどして研究を進め、1964年にはブドウ栽培の研究開発とワイン醸造を手掛ける「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」を設立し、1966年に「十勝ワイン」のブランドで販売を開始しました。十勝地方は冬場の極低温に加え、晴天による乾燥した日々が続き、ブドウ栽培には厳しい気候ですが、品種改良も進め、日本を代表するワインの地位を固めています。

 「地域の資源を生かし、地域の人材が創意工夫し、新たな産業を生み出す」、これはまさに「地方創生」であり、60年以上前にこのようなことに取り組んだ池田町こそ「元祖・地方創生」であり、心から敬意を表します❢❢

「十勝ワインまつり」のPR写真より