今山駅に、感謝のイルミネーション✨(新聞記事あり)

近々撤去される鉄路

 5年前の九州北部豪雨で不通となった日田彦山線は、来年夏にBRT(バス高速輸送システム)という形での復旧となります🚌

 11日の午後5時半から今山駅ではそれに伴う線路の撤去を前に、地域住民の有志が思い立って、今山駅を飾るイルミネーションを作り、駅に対する感謝を伝える点灯式が行われました✨

 JRには「税金の優遇を受けているくせに地域に冷たい」という批判がうずまいていますが、BRTという新たな形の運行をきっかけとして、もっと愛される存在になってほしいと思います❢❢

ぜんざいもふるまわれました😊
今山駅はここです!

(以下、大分合同新聞より引用)

日田彦山線今山駅に「感謝」の光 来夏BRT移行、住民が別れ惜しみ設置

 来夏のBRT(バス高速輸送システム)移行に伴い駅の施設が解体されるJR日田彦山線の今山駅(日田市夜明)で、地域住民が長年の感謝を込めたライトアップをしている。毎夜、「ありがとう」の文字がホームに浮かび上がり、別れを惜しんでいる。
 JR日田彦山線の夜明(同市夜明)―添田(福岡県添田町)間は2017年7月の福岡・大分豪雨で被災し、不通となっている。BRTで復旧することになり、今山駅にはバスロータリーを新設し、待合所は解体する。鉄道の名残はホームと線路の一部だけになる。
 ロータリーの着工が近づく中、地元の住民有志が「駅の姿を目に焼き付けよう」とライトアップを発案。ホームに列車をかたどった電飾を設置した。
 日が沈んだ11日午後5時半、集まった住民ら全員でカウントダウンして点灯。駅名標がライトで照らされ、列車の形と「ありがとう今山駅」の文字が浮かんだ。住民らは明るく彩られた駅を背景に記念撮影をするなど、思い出づくりをした。農産加工販売「ももは工房」と住民によるぜんざいの振る舞いもあった。
 ライトアップは来年1月8日まで続ける予定。中心になって企画した会社員森山浩樹さん(45)は「通学などで利用し、住民のよりどころだった駅が変わるのは寂しい。最後にみんなで感謝する機会をつくれて良かった」と話した。

※この記事は、12月15日 大分合同新聞 13ページに掲載されています。