「グリスロ」で目指せ❢新たな公共交通(新聞記事あり)

 時速20キロ以下で走る電気自動車「グリーンスローモビリティ(略称・グリスロ)」の実証実験が夜明地区と大鶴地区で行われました。10月12日から18日は夜明地区、19日から25日が大鶴地区です👍

 今後、有効に活用することができれば地域の新たな公共交通となりそうです😊

(以下、大分合同新聞より引用)

新たな地域高越の足に 日田市夜明地区でEVの実証実験

 2017年の福岡・大分豪雨で被災したJR日田彦山線の不通区間となっている日田市夜明地区で、7人乗りの電気自動車(EV)「グリーンスローモビリティ」の実証実験が始まった。市は18日までに1日6便を無料で運行。新たな地域交通の足となるかを検証する。
 初日の12日、発着地となる夜明振興センターでセレモニーがあり、原田啓介市長が「地域の日常の足とし、JRとの接続などに活用してほしい」とあいさつ。この後、住民が乗り込み、地区内を走った。
 EVは時速20キロ未満で公道を走る。1便の走行距離は約7キロ。予約は不要。小型で小回りが利き、各民家のそばや細い路地まで走行可能。ゴルフカートのような仕様でドアがなく、のどかな景色も楽しめる。地区民以外も利用できる。
 夜明上町の森山由行自治会長(70)は「軽トラよりいいし、段差の衝撃も少なかった。地区内は病院もなく、75歳以上の高齢者も多い。免許を返納した後の足として活用したい」と期待していた。
 同じ豪雨被災地の大鶴地区でも同様の実証実験(19~25日)をする。いずれも市が単独で実施。事業費は両地区合わせて約200万円。市まちづくり推進課によると、公共交通の観点から採算性を度外視し、住民からの利便性を重視。来年度以降の本格導入に向けて住民の意見を踏まえて検討するという。