青い目の人形、今年も市民と触れ合う💛(新聞記事あり)

  三隈幼稚園の「青い目の人形パレード」、今年も盛大に開催されました🎉青い目の人形は、昭和2年(1927年)に12000体がアメリカから海を渡って来ましたが、残存するのは全国で340体。そのうち2体が三隈幼稚園にあります。
 毎年こうして市民の皆さんと触れ合うことができて、人形たちも喜んでいることでしょう😄

(以下、大分合同新聞から引用)

園児80人が歌や踊り 日田市で「青い目の人形パレード」 天領日田おひなまつり

日田市の天領日田おひなまつりのイベント「青い目の人形パレード」が16日、市中心部であった。和装になった三隈幼稚園(市内中央)の園児約80人が92年前に米国から届いた人形2体と一緒に平和を願って練り歩いた。
 青い目の人形は、米国内の排日運動を憂慮した親日家の牧師が友情交流を深めようと寄付を募り、1927年に約1万2千体を日本側に贈ったもの。日田には5体が配られ、同園の2体は戦争中も隠されるなどして大切に保管されてきたという。パレードは、ひなまつりの行事として人形が到着した当時の歓迎ムードを再現しようと2007年に始まった。
 JR日田駅前で式典があり、園児が歌や踊りを披露。全員で「人形は93回目のおひなまつりを迎えます。初めて日本に来た時のことを思い出して一緒に歩きましょう」と宣言して出発した。人形は伊藤結梨ちゃん(5)と樋口夏菜ちゃん(6)に抱かれて人力車に乗った。一行は同園まで約500メートルを歩いた。
 人形は3月末まで市内中本町の原次郎左衛門家で展示される。

※この記事は、2月17日大分合同新聞朝刊14ページに掲載されています。