すごい暑さがつづく中、19日午後7時から日田祇園の集団顔見世が行なわれました。
隈地区と豆田地区の9つの山鉾が順番に日田駅前に集合
集合後に9つの山鉾がいっせいに点灯し、たくさんの見物客からは喝さいの嵐!!
今年は女性祇園囃子グループの「なでしこ会」も平成山鉾に乗って初登場
山鉾巡行の本番は、隈地区と豆田地区で今週末の21日朝9時〜22日夜10時頃までです。
多くのみなさんのご来場をお待ちしています
(以下、大分合同新聞より引用)
山鉾2年ぶり集結 日田祇園祭集団顔見世
山鉾を巡行する豆田、隈・竹田両地区8町の山鉾と平成山鉾が競演。男衆が棒鼻を担いで山鉾を方向変換する「腰切り」などの引き回しをして、沸かせた。
日田祇園山鉾振興会の後藤稔夫会長(96)の掛け声で山鉾のちょうちんを一斉に点灯。観客から感嘆の声や拍手が起きた。原田啓介市長、後藤会長らが「久大線も全線開通し、これからの観光も含めて復興への歩みを進める。祭りを通じて皆さんの力で災害のない一年にしたい」とあいさつした。
日田祇園囃子(ばやし)保存会の優雅な演奏が響き渡り、ライトアップされた山鉾が夕闇に浮かび上がると、辺りは幻想的な雰囲気に包まれた。
女性囃子方、念願の舞台 日田祇園集団顔見世の山鉾に
女人禁制の伝統が残る中、地道に練習する姿勢やイベント出演の実績などが評価されて実現した。
市内隈の隈八坂神社で祇園囃子を奉納。4曲演奏した後、高さ10メートル超の平成山鉾に10人が乗り込んだ。顔見世では笛、三味線、太鼓で優雅なはやしを演奏し、詰め掛けた観光客らを魅了した。
昨年の集団顔見世が初舞台となるはずだったが、福岡・大分豪雨の影響で中止となり持ち越されていた。
山本会長(43)は「山鉾に乗って演奏する時に臨場感や躍動感が感動的だった。(演奏は)暑さを忘れるほど楽しく新鮮な気持ちだった」と振り返った。