大銀ドームの隣に新築される、「大分県立屋内スポーツ施設」の起工式が開催されました。
延床面積16,032㎡の鉄筋コンクリート3階建てですが、一部木造で天井部分を中心に1,000立法メートルの大分県産のスギが使用されます。竣工は平成31年4月の予定です。
立派な武道館ができるのが楽しみです✨
(以下、大分合同新聞より)
スポーツ振興拠点に 県立屋内施設の起工式
2019年春に完成予定の県立屋内スポーツ施設の起工式が5日、大分市横尾の現地であった。主要施設として多目的競技場や武道場を整備し、県民が気軽に利用できる施設にする。19年秋のラグビーワールドカップ(W杯)で関連施設として使用する他、スポーツ観光の拠点としても活用する。
起工式には関係者ら約140人が出席。神事で工事の安全を祈った。広瀬勝貞知事は「武道をはじめとしたスポーツの拠点だけでなく、県民の健康づくりの場にもなる。地域活性化に役立て、県民に誇らしく思ってもらえる施設にしたい」とあいさつした。
施設は大分スポーツ公園内にあり、大分銀行ドームに隣接する西駐車場の約2万平方メートルの敷地に建設する。多目的競技場と武道場は棟続きの地上3階。屋根構造に県産のスギ製材品を使う。延べ床面積は約1万6033平方メートル。総工事費は72億9千万円。工期は19年4月まで。多目的競技場は3240平方メートル。バレーボール、バスケットボール、フットサルといったトップリーグの公式戦が開ける。武道場は2412平方メートル。剣道、柔道、空手などの大規模大会が開催できる施設にする。観客収容人員は計5440人。
ラグビーW杯では来場者の「ホスピタリティー施設」と位置付ける方針。飲食スペースやボランティアセンターとして使われる見込み。今年秋ごろに開催地の試合日程が決まり、施設の使用方法が具体化する。大規模災害時には、広域防災拠点の中核施設の役割を担うため、約60平方メートルの防災倉庫を備える。
※この記事は、4月5日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。