今日(9/1)午後からは社会福祉法人・佛子園(ぶっしえん)が運営するコミュニティ施設「シェア金沢」を視察しました。
佛子園は終戦直後に、あるお寺がいわゆる「戦災孤児」を引き取って育てる活動を行ったことから発展した法人で石川県内12ヶ所で社会福祉施設を運営しています。
「シェア金沢」は1万1千坪の敷地内にサービス付高齢者住宅・児童養護施設・学生向け住宅・訪問看護事業所・居住者向け農園・買い物エリアなどが整備され、高齢者・障害者・若者などが混在して暮らしています。ユニークなコミュニティということで、最近安倍総理も視察に訪れました。
26年3月にオープンし、総事業費は17億円、社会福祉関連の助成金は4億5000万円、年間の運営費は5億円で、約100人が何らかの形で働いています。
地方創生の観点から見ても、このような施設を地方でありながら人の集まりやすい条件を満たす地域にどんどん造るのもひとつの方法です。夏暑く冬寒い日田市として、このような施設を作ったときにとれほどの人が集まるのか、十分検討した上で考える余地もあると思います。
(写真はこのコミュニティの洒落た町並みと喫茶コーナーの「コーヒーときびだんごセット」です♪)