(1)公教育の一翼を担う私立学校の振興を!!
[井上明夫] 私立学校はそれぞれの建学の精神に基づき、一人一人の特性に応じたきめ細かで特色のある教育を展開しており、本県教育において大変重要な存在である。しかし、生徒数の減や、学校で対応する課題の多様化・複雑化、さらには、物価高や賃上げへの対応など、私立学校を取り巻く環境は厳しさを増している。こうしたことを踏まえ、私学振興に向けた支援にどのように取り組んでいくのか?
[佐藤知事] 私立学校は多様な教育を展開し、魅力ある学校づくりを推進できるよう3つの観点から支援する。①教育を支える経営基盤の健全性を確保するため、生徒一人当たりの単価の増額。②ICT教育環境の充実のため、国の補助対象とならない機器整備の県独自の支援の実施。③保護者の負担軽減のため、学習用に一人が一台所有するタブレット端末などの購入費用を拡充する。
(まとめ)高等教育については、国の議論が活発化しています。国の動向も注視しながら、子供たちへの多様な教育の機会を確保すべく、私学振興等に取り組むよう要望しました。
(2)特別支援学校の職業教育に期待!!
[井上明夫] 「障がい者活躍日本一」を掲げる大分県では、県内の特別支援学校の職業教育を充実させるため、令和4年4月に、県内初の知的障がいがある生徒を対象とした高等部のみの特別支援学校として、さくらの杜高等支援学校を開校した。今年度末には第1期生が卒業する予定である。さくらの杜高等支援学校における現段階での一般就労の内定状況も含め、特別支援学校における職業教育をどのように進めていくのか伺う?
[教育長] さくらの杜高等支援学校では、雇用ニーズの高い清掃・調理・接客等を学ぶ3つのコースで職業教育に力を入れた。実践的な実習として、学校外の施設の清掃業務や弁当の販売を行なった。1期生の一般就労の内定率は93.5%である。今後はこの成果を他の特別支援学校へも広げていきたい。
(まとめ)1期生の卒業式は本年3月13日です。今後も一般就労率100%に向けたカリキュラムの充実につとめて、まさに「障害のある人もない人も心豊かに暮らせる大分県づくり」につなげていきましょう!
