「台湾有事」に備える湯布院駐屯❢❢(新聞記事あり)

陸上自衛隊湯布院駐屯地で、台湾有事に備えて遠方への攻撃を担う戦闘部隊を強化するための改編行事が行われました。外交努力で争いを回避するのが理想ですが、「力による現状変更」を許さないためには、日本にもそれなりの軍備が必要です。

自衛隊の皆さんの高い意識と能力に敬意を表します❗️

(以下、大分合同新聞より引用)

陸自湯布院駐屯地で「第2特科団」発足記念式典 九州・沖縄で地対艦ミサイル部隊などを展開

団長旗を受け取る第2特科団長の伊藤久史陸将補(左)

陸上自衛隊湯布院駐屯地に本部を置く「第2特科団」の発足を記念する式典が13日、由布市湯布院町川上の同駐屯地であった。中国の軍拡を念頭に防衛力を強化する「南西シフト」の一環で、従来の「西部方面特科隊」を格上げした。九州・沖縄に展開する地対艦ミサイル部隊などの指揮、運用能力を高める狙いがある。
 関係者約500人が出席。特科団長に任命された駐屯地司令の伊藤久史陸将補(51)が新しい団長旗を受け取り、「防衛警備を担当する南西地域は予断を許さない状況と認識している。国民、地域住民に貢献できる強い部隊をつくり上げていく」と述べた。
 三宅伸吾防衛政務官(62)が「強い使命感を持ち、一致団結して任務に励んでほしい」と訓示。会場には、ロケット砲の発射装置やりゅう弾砲といった部隊が使う装備品も並べた。
 第2特科団は3月21日に発足した。同駐屯地にある本部中隊と第301多連装ロケット中隊のほか、西部方面特科連隊(北熊本駐屯地など)、第5地対艦ミサイル連隊(熊本・健軍駐屯地)、第7地対艦ミサイル連隊(沖縄・勝連分屯地など)を主な部隊として編成した。
 人員は全体で約2200人規模で、これまでより100人ほど多い。来年3月までに湯布院駐屯地に配置予定の第8地対艦ミサイル連隊(290人規模)も加わる見込みとなっている。