パトリア日田で開催された「ヒタフリマ」。
収益の一部で、野良猫を地域で適切に管理して殺処分ゼロをめざす「地域猫活動」を行うボランティアグループを支援することを目的に開催されました
同時開催の「命の授業」も多くの皆さんが受講しました。
「動物愛護」は世界の趨勢ですが、まだまだ日本は遅れています。考え方は人それぞれかもしれませんが、「人と動物の共生」もこれからの大事なテーマです
(以下、西日本新聞より引用)
「地域猫活動」フリマで支援 大分・日田市で17日開催 収益の一部をボランティア団体に
古民家を利用した店舗で猫たちが客をお迎えする大分県日田市隈の「豆ネコカフェ」が17日、野良猫を地域社会で適切に管理する「地域猫活動」を支援しようとフリーマーケットをパトリア日田(同市三本松)で開く。収益の一部を、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術や保護に取り組む地元のボランティア団体「ひたねこLink_heart」に届ける。
フリーマーケットには、一般家庭から寄せられた洋服や食器などの生活用品、手作り品などを販売したり、マッサージサービスを提供したり、猫のしつけ相談に応じたりする計22のブースが並ぶ。コーヒーや焼き菓子を販売するコーナーもある。企画した「豆ネコカフェ」の伊東美幸さん(51)は「フリーマーケットで宝探しをする感覚で気軽に来ていただいて、地域猫のことを考えるにきっかけになればうれしい」と話す。
日田市内ではここ数年、野良猫への餌やりに伴うトラブルや、増えすぎて飼い主が飼育できなくなる多頭飼育崩壊の問題がかなり起きている。「ひたねこLink_heart」は、日田市が「人も猫も幸せな街」になるよう、適正な猫の飼育・管理に関する啓発活動にも取り組んでいる。
当日の開催時間は午前11時~午後3時。正午からは、犬や猫の殺処分ゼロを目指した活動に取り組む参院議員の串田誠一氏による講演会(無料)もある。問い合わせは豆ネコカフェ=080(9103)7349。
(中西是登)