日田林工高校林業科を全国募集に❢❢(新聞記事あり)

 日田林工高校林業科の全国募集についての要望を、市長・県議・林業・学校関係者などで行いました。

 日本有数の林業地の日田市には日田林工高校林業科があります。設立は明治34年(1901年)でこれまで多くの人材を輩出していますが、最近は少子化などの影響で定員割れの傾向にあります。

 しかし、SDG’sや災害防止の観点から、森林を適切に管理しつつ木材を供給する林業・木材産業に対する期待は高まっています。その担い手の育成のために、日田林工林業科のカリキュラムの魅力をアップし、全国から意欲ある若者を集めることを大分県教育委員会に要望しました❗️

(以下、大分合同新聞より引用)

 日田市などは、市内にある日田林工高林業科を全国募集に変更するよう県教委に要望した。定員割れが続く生徒を確保し、基幹産業である林業・木材産業の担い手育成につなげるため。
 同校卒業生や、市内の林業関係者らでつくる協議会との連名。椋野美智子市長ら6人が1月31日、県庁を訪れ、岡本天津男教育長に林業科に関する要望書を手渡した。
 内容は▽生徒の全国募集▽市の森林環境譲与税を活用した常勤の林業専門職員配置▽県日田地区教職員住宅の学生寮としての活用―の3項目。
 県教委は定員を満たしている県外の林業系高校の事例を研究するなど、まずは学校の魅力向上に努めると答えた。
 同科は県内唯一の林業専門の学科。地元の小中学校での出前授業、「ひた千年あかり」の竹灯籠づくり参加など地域との連携に力を入れているが、林業の低迷もあり、2021年度以降の入学者は定員40人を毎年10人前後割り込んでいる。