12月議会一般質問(その4)~「いじめ・不登校・児童虐待など子供をめぐる状況について」「日田地域における被災河川の復旧進捗状況は?」

いじめ・不登校・児童虐待など子供をめぐる状況について

[井上明夫]  全国の小中高校などで認知されたいじめは、昨年度から10.8%増で過去最多に、また不登校児童生徒数も過去最多を更新している。県内の児童生徒のいじめ認知件数は児童生徒千人当たりでは全国5番目に多い79.6件。また、不登校も過去最多となっている。いじめ・不登校の現状をどのように分析し、未然防止や早期対応を含め、今後どのように対策を進めていくか?

[教育長] いじめについては些細なことでも深刻な状態に至る恐れもあるので、各学校で「いじめアンケート」「人間関係づくりプログラム」「いじめ予防授業」など実施している。不登校対策としては登校指導員を配置して校内の別室で学習し、教室への復帰の後押しをしている。

[井上明夫] 今年1月に中津市で実母が長女を虐待死させるなど、大分県の児童虐待相談対応件数は年々増加し、令和4年度は過去最多となっている。今回の事件の検証結果や児童虐待が増加し続けている現状を踏まえ今後どのように取り組むか?

[福祉保健部長] 事件の後、児童相談所が相談対応中のすべての家庭と面談して安全確認したほか、児童福祉司や児童心理司を増員した。県要保護児童対策地域協議会では検証結果を共有している。経験豊富な職員の増員や研修の充実・精神科医の協力体制づくりなど児相の強化を図り再発防止に万全を期す。

(まとめ)不登校については、最近は「無理をしてまで学校に行かなくてもいい」という考えのもと様々な対応が考えられていますが、基本的には「行きたくなる学校」であるべきです。小学校と中学校の連携や義務教育を終えた後の進路についての情報提供など、当事者と真剣に向き合うことのできる体制が整えられることが重要です。

日田地域における被災河川の復旧進捗状況は?

[井上明夫]  近年の気候変動の影響により、近年毎年のごとく豪雨に見舞われ、度重なる洪水で大規模災害が発生している。今年7月の梅雨前線豪雨でも、日田市を中心に、またもや線状降水帯による豪雨災害が発生した。日田地域における被災河川の復旧の取組状況と今後の予定について伺う。

[土木建築部長] 現在、国による事業計画の審査を受けており、年内には改良復旧工事の事業採択を受ける予定。河川改良後に再度災害が発生した場所については、被災原因に応じた対応を速やかに行い、再度災害の防止を図る。

[井上明夫] 砂防ダムやスリットダムのメンテナンスの考え方は?

[土木建築部長] 各施設の調査を行い、緊急を要するものから順番にメンテナンスを行う。

(まとめ)平成24年以来、日田市では何度も豪雨災害が発生しています。その後の改良復旧や原型復旧の後、復旧工事を終えたばかりの場所が再度被災することも多く、地元の住民は大きな不安を感じショックを受けています。特に改良復旧にあたっては、長く住んでいる住民の意見も取り入れながら工事を進めることを求めました。

大肥川の再度災害