２２日午前中に日田市藤山町で、中津日田道路の中の、一番日田に近いトンネルである「日田山国道路５号トンネル」の安全祈願祭が執り行われました。
日田山国道路８．８キロには５つのトンネルができる予定です。この５号トンネルが８６９mで、ちなみに一番長い1号トンネルは約３キロです。日田山国道路の工期は今のところ令和１２年度ですが、少しでも早い開通を目指します❢❢
（以下、建設新聞より引用）
日田山国道路５号トンネルの安全祈願祭
前田建設工業・菅組・下徳産業特定建設工事共同企業体は22日、日田山国道路５号トンネル日田側坑口前（日田市花月）で安全祈願祭を行い、発注者である県土木建設部と日田土木事務所、地元代議士、県議、日田市、関係機関、地元関係者、施工者、協力会社など55人が式典に参加した。
５号トンネルは、延長８６９㍍（前後工事区間延長９４０㍍）、幅員10・５㍍（車道７㍍）で、工期は２０２２年４月～25年３月。
神事では参加者を代表して施主の県関係者、政界、施工者など22人が玉串を奉奠した。
施主の県日田土木の梅木裕次郎所長は「日田山国道路は、県が進める中津日田道路の一区間として、15年から工事に着手しており、開通すれば地域経済や観光への効果、また積雪などによる交通規制の緩和にも期待されている。施工業者においては、これまでの経験を活かして技術力を発揮すると共に、万全な安全対策、地域への環境配慮などに努めていただきたい」と語った。
原田啓介日田市長は「日田山国道路の開通によって広域での移動時間が短縮されることは、日田市のみならず北部九州の経済の活性化につながる。本日このように安全祈願祭が多くの関係者参加のもとに執り行われることを喜ばしく思う」と祝辞を述べた。
施工者を代表して前田建設工業㈱常務執行役員土木事業本部の永重雅守副部長は「このトンネル工事は、最新の重機などを活用して、いよいよこれから掘削を始める。この道路開通への地域の皆さまの大きな期待に身の引き締まる思い。地域の皆さまとは密に協力し、行事などにも参加したり、積極的に現場見学なども受け入れていきたい。これまで培ってきた経験と技術を活かして必ず期待に添えるものにしたい」と、これから始まるトンネル掘削工事への意欲を見せた。