①人口増に向けた結婚支援を!!
[井上明夫] 令和3年の出生数は81万1千人と前年から約3万人の減となり、少子化に歯止めがかかっていない。婚姻件数についても50万1千組と、前年から約2万4千組減少し、戦後最少を記録している。地方創生の根幹である自然増に向け、結婚を希望する若者に対して、今後、県としてどのような支援に力を入れていくのか知事の考えは?
[広瀬知事]県が5年前から設置している「出会いサポートセンター」の機能を強化し、①AIを活用したマッチングシステムを導入②企業や団体との連携強化③県外在住の独身者への働きかけ、などの取り組みを通じて、結婚を応援していきたい。
(まとめ)大分県が音頭を取って、安心して気軽な感じで参加ができる出会いの場をつくることも検討するよう要望しました!!
②増加する空き家を活用した地方創生を!!
[井上明夫] 空き家の増加については、近隣トラブルや災害時の危険につながるなど多くの問題を抱えている。その半面、上手に活用すれば移住者の住居に生まれ変わるなどメリットにもなり得る。現時点での空き家対策の進捗状況や今後の取り組みについての考えは?
[企画振興部長]空き家の放置は景観や防災にも影響を与えるので、所有者の空き家問題への気づきと、きめ細かな相談体制を強化している。今年度からこれまでの相談窓口に加え、移住者等の空き家取得を支援するマッチングチームを編成した。空き家になる前から所有者や関係者が我が事として空き家問題を捉えるよう取り組みを進める。
(まとめ)空き家の増加は環境を悪化させて人口流出の要因にもなりますが、空き家をリノベーションして地方創生につなげた事例もあります。空き家を生かした新たな発想のまちづくりを目指しましょう!!
このほか、「森林環境譲与税の活用について」「盛土規制法に基づく今後の取り組みについて」「教員の人材育成について」などについて質問しました。