今日は9月27日です。30年前の平成3年に台風19号が襲来した日です。
日田で風速44.4メートルを記録し、日田・玖珠・下毛を中心に大量の風倒木が発生し、大分県の被害面積は2万2千ha、被害額は林業だけで500億円でした。
あれから30年とは感慨深いものです。あの時は大騒ぎとなり、「激甚災害指定」という言葉も初めて聞きました。業界では制度を利用しながら、5年がかりで風倒木整理と復旧造林に励みました。「災害に強い森林づくり」も目標となりましたが、その点については道半ばです。あの頃が気候変動のはじまりだったのかもしません。
今来ている、台風16号の被害が出ないことを祈ります。