大分県議会は3月5日から各会派の代表質問が行われました。初日の自民党の代表質問の項目「私学振興について」の時、広瀬知事は冒頭で以下の様に答弁しました。
「郷土が誇る偉人であり、国難であった昭和恐慌に身命を賭して立ち向かわれた、大蔵大臣の井上準之助は『遠図(えんと)』という文字を書き残しています。100年・200年先を見据えた理想や事業のことを意味しますが、『教育』はまさに本県にとっての遠図であります。」
井上準之助氏は「遠図」の文字を昭和5年(1930年)1月「金解禁」の日に書き、その扁額は日田市大鶴町の「井上準之助生家・清渓文庫」(井上酒造の敷地内)にあります。
今、日本は国難に遭っていますが、「遠図」の精神で長期的展望に立って対応していかなければなりません!!