「JR復興支援・大鶴駅夏まつり」盛大に開催🚝(新聞記事あり)

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「JR復興支援・大鶴駅夏まつり」、日田彦山線復旧の願いを込めて盛大に開催しました

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日田林工高校吹奏楽部も素晴らしい演奏で盛りあげてくれてました
暑さも災害も乗り越えていきましょう

(以下、大分合同新聞から引用)

JR日田彦山線の早期復旧願い 楽しく大鶴駅夏まつり

 昨夏の福岡・大分豪雨で被災し、今も不通が続く日田市大鶴地区のJR日田彦山線大鶴駅で4日、「JR復旧支援大鶴駅夏まつり」があった。住民らは一日も早い復旧を願いながら、夏の一夜を楽しんだ。

地元住民でつくる実行委員会(会長・石井徹大肥本町自治会長)が主催。駅舎が2010年に建て替えられて以降、昨年を除き毎年開催してきた。
駅構内であったイベントは、日田林工高校吹奏楽部の演奏で幕開け。岳滅鬼太鼓(同市)のステージでは、観客も手拍子をして迫力ある演奏を楽しんだ。カラオケ大会や屋台もあり、多くの住民らでにぎわった。
駅の玄関前には竹灯籠が登場。柔らかな明かりが夕焼け空に映えて幻想的な雰囲気に包まれた。打ち上げ花火も夜空を彩った。 

孫3人と訪れた大肥本町の石井直美さん(74)は「列車が来なくなり寂しいが、祭りで駅がにぎわうのは良いこと」。孫の石田英明さん(13)=東有田中2年=は「祭りをすることが復旧の弾みになる」と話した。
住民らは駅舎を大事にしたいと今も月数回、清掃活動に取り組んでいる。高校時代、大鶴駅から列車通学していたという石井会長(72)は「祭りで地区を盛り上げ、早期復旧の機運を高めたい」と話した。

日田彦山線は夜明―添田(福岡県添田町)間の29・2キロで線路、鉄橋など63カ所が被災した。4月にJR九州と沿線自治体との協議が始まり、来春までに復旧方法などを決める見通しになっている。
※この記事は、8月6日大分合同新聞朝刊9ページに掲載されています。