今年90周年の節目を迎えた、認定こども園・三隈幼稚園で「第10回三隈幼稚園青い目の人形パレード」が開催されました。
「青い目の人形」は昭和2年(1927年)にアメリカから友好のために1万2000体が贈られましたが、戦時中に多くの人形が壊されました。現在日本には340体しか残っておらず、そのうちキャロリン(写真1・向かって左)とモニカの2体が三隈幼稚園にあります。当時一緒に贈られた「パスポート」や船の切符(写真2)まで残っている貴重なものです。
今日は雨のため日田駅前からのパレードはできずに園舎での開催となりましたが、多くの園児や保護者の皆さんが参加しました。(写真3・4)子供たちが将来歴史を学ぶ時、人形たちのことを思い出して、その時代を実感として感じとってほしいと思います。