日田市の7つの原木市場のトップをきって、日田中央木材市場の初市が開催されました
今年も林業・木材産業が日田市の経済を牽引することをめざします
日田市の7つの原木市場のトップをきって、日田中央木材市場の初市が開催されました
(以下、大分合同新聞から引用)
日田中央木材市場で初競り 全体とスギの平均単価、最近10年の最高値
日田市友田の日田中央木材市場は9日、市内7カ所の原木市場のトップを切って初市を開いた。県内外から参加した買い方約150人が初競りをした。初市としては全体とスギの平均単価が最近10年の最高値となった。
大分、福岡、熊本各県などからスギ、ヒノキ計6500立方メートル(前年7千立方メートル)を集荷した。市では諫本憲司社長(69)が「世界は脱炭素に向け、動いている。原木の安定供給に努めたい」とあいさつ。買い方は材質や大きさなどで区分けした丸太を見比べながら、次々と競り落とした。
1立方メートル当たりの平均単価は1万4600円(前年1万3320円)。このうち、スギは1万3166円(同1万2693円)、ヒノキは1万8394円(同1万7721円)だった。
諫本社長によると、価格は世界的な木材不足「ウッドショック」で高騰して以降は下降気味だが、ウッドショック以前よりは高値で推移している。
住宅着工件数の減少や物流業界の人手が不足する「2024年問題」といった課題はあるものの、中高層建築物への木材の使用や社会の脱炭素への取り組みなど明るい材料もある。