視察2日目は七ケ浜町と仙台市の間にある塩竈市で、中心市街地活性化事業である「シャッターオープン事業」「塩竈商人(あきんど)塾」などの取り組みを視察しました。内容は下記のとおりです。
*「シャッターオープン事業」
市内の空き店舗を利用し、市内商店街の活性化に貢献する団体や事業者に対し、事業所の内装設備費と店舗賃貸料の一部(最大3分の2)を補助。事業初心者でも持続的に経営できるよう専門家がフォローする。20年度から25年度で採択された事業者は15件。
*「塩竈商人(あきんど)塾」
中心部の商店街をモデル地区に選定し、現状分析と課題抽出を行い、有志商業者を対象として定例勉強会・個別指導・各種セミナーを実施した。
塩釜市は人口は日田市より20%少ない56,200人、面積は35分の1の17.86平方キロの港町です。日田市とかなり条件が違いますが、どこの地方都市も中心市街地の衰退に苦慮しています。
今後はその街の中心市街地は一体どこなのかということをリサーチすることと、商店街の活性化に向けて街をリードしていく人材の育成が必要だと思いました。