大分県議会、令和5年第1回定例会は2月27日に開会して、3月8日から10日まで一般質問、13日から各委員会、17日に閉会の日程です。私は一般質問の2日目の9日に質問しました。
質問の要旨と答弁は下記のとおりです。
災害からの復興と災害に強い森林づくりについて
(1)日田彦山線BRTを契機とした地域振興を!
[井上明夫]日田彦山線はBRTを導入することを契機として、ローカル線の持続可能性のモデルを示すことが必要。
路線の維持と地域振興を同時に果たしていくには、県の大胆かつ長期的な支援が必要だが、日田彦山線BRTを契機とした地域振興について、県として今後どのように支援していくのか?
[広瀬知事]地域の皆さんが被災前より良くなったと思ってもらえるよう、
- 地域をけん引する人材の確保・育成
- 豊かな地域資源を観光コンテンツとして活用し、魅力をアピールする
- BRTの各駅と周辺地域を結ぶアクセス道路や観光農園などの整備
この3つを念頭に支援していく。県内初の取り組みとして、多くの人を呼び込む先駆的なモデルになると期待している。
(まとめ)移動手段でありながら地域活性化の手段ともなるBRTの存在となることを目指していきます!
(2)災害に強い森林をつくろう!
[井上明夫]これまでの災害に強い森林づくりへの取組状況やその成果、また、災害の激甚化や気候変動が進む中で、今後どのように取り組んでいくのか?
[部長] 河川や渓流沿いの伐採や広葉樹林化を10年間で419ha実施した。今後も河川沿いや尾根・急傾斜地の広葉樹林化と、治山ダムの計画的な実施に取り組み災害に強い森林づくりを推進する。
(まとめ)森林は、国土の保全に大きく寄与する一方で、土砂災害などが発生すれば、被害を拡大させる要因にもなります。適切な森林管理を推進すれば必然的に災害に強い「持続可能な森林づくり」につながるので、あらゆる方法にチャレンジします!
(以下、大分合同新聞記事より引用)