九州北部豪雨から5年、「備えあれば憂いなし」❢❢(新聞記事あり)

地元の防災士が非常食について説明
「大肥本町の防災意識の高さに敬意を表します」

 心配された台風4号が温帯低気圧になる中、今日7月5日、平成29年の九州北部豪雨からちょうど5年となりました。

 5年前に多くの住民が被災した日田市大肥本町では、迫公民館で「防災の日」として、災害に備えるための研修会が行われました。

 迫公民館は市の指定避難所の、大鶴公民館と大明小中学校の中間にあります。一時避難所として住民が駆け込んだ時でも、避難者にメンタル的・フィジカル的な負担がかからないように、非常食・簡易ベッド・救急箱などを用意しています👍

 「備えあれば憂いなし」の精神で災害に備えましょう❢❢

迫公民館に備えられた「防災グッズ」。年に一度、地元の防災士が点検します。

(以下、令和4年7月5日配信の読売新聞ネットニュースより引用)

3人犠牲の日田 住民が防災訓練…九州北部豪雨5年

 九州北部豪雨の発生から5年がたった5日、大きな被害を受けた大分県日田市大肥本町で防災訓練があり、住民ら約20人が参加し、減災への思いを新たにした。

 日田市では九州北部豪雨で3人が犠牲となっており、同町自治会は5日を「防災の日」と定めている。訓練が行われた さこ 公民館には、発電機や非常食などが備えられている。この日、住民らは避難生活を支える備蓄品の点検をしたり、簡易ベッドを組み立てたりした。県防災アドバイザーによる避難所での高齢者らに対する接し方の講義もあった。

  佐谷野さやの 利幸会長(67)は「高齢者の多い地域。万が一の時は近所の者がお互いに声を掛け合い、公民館に早めに避難してほしい」と呼びかけた。