日田の歴史、林業の歴史(新聞記事あり)

 日田市民ミュージカル「ひたもり語り〜森の王様と六人の子供たち」が3月13日に3年ぶりに上演されました。

 今回のテーマは日田の森林・林業。ストーリーの節目に「9万年前の阿蘇山噴火の火砕流で地中に埋まっていたスギが最近日田市内で見つかった話」「530年前に中津江村の宮園神社で初めてスギの植林したのがはじまり」「江戸時代に相良吉三郎が日田林業の基礎となる技術を導入した話」など、日田林業の歴史・先人の偉業を振り返る逸話がちりばめられていました。

 コロナ禍のなかで無事本番を迎え、子供たちをはじめ劇団員の皆さんがキラキラと輝きながら演技してくれました✨感動を届けていただき、ありがとうございました💓

(以下、大分合同新聞より引用)

日田市民ミュージカル、13日に3年ぶり公演 林業をテーマに

 日田市の市民文化会館「パトリア日田」で13日、3年ぶりとなる市民ミュージカル「ひたもり語り~森の王様と六人の子どもたち」が開かれる。市民主体の演劇をつくろうと同会館が2008年から主催しており、9回目。今回は同市の代表的産業、林業がテーマで、出演者が本番に向け精力的に稽古を重ねている。


 作品ごとに出演者を募っており、今回は市内を中心とした8~72歳の29人。昨年10月から練習を開始した。ミュージカルはファンタジー仕立てで、子どもたちが森の妖精たちと一緒にスギの歴史をひもといていく―という内容。
 本番を目前にした2月27日、同会館で通し稽古があった。指導役を担う劇団ドリームカンパニー(福岡市)の徳満亮一代表が声のトーンや立ち位置、感情のつくり方などを細かく指示。出演者は芝居、歌、踊りの各パートを感性豊かに表現していた。


 5回目の参加となる岡山富美子さん(65)=日田市天瀬町=は「子どもたちが一生懸命、チョウのように舞う姿は必見。コロナ禍に負けないという勇気や希望を与えられる作品なので、ぜひ見に来てほしい」と話した。

※この記事は、3月7日 大分合同新聞 7ページに掲載されています。