[質問の背景] 上津江町のオートポリスは平成３年にオープンしたサーキット場で、日本に７か所しかないＦＩＡ国際自動車連盟公認のコースです。現在は全国規模の７つの大会をはじめ、地方大会やイベントを開催し、その都度多くのモータースポーツファンや観光客が訪れています。
しかしながら、せっかくここを訪れる年間２０万人のお客さんを、日田市の他の観光地へどれだけ取り込んでいるかは疑問です。今後の誘客の取り組みと併せて質問しました。
[質問] オートポリスにどのくらいの観光客が来て、日田市への波及効果がどうなっているか把握しているか？
[部長] 先日のスーパーＧＴに３万８千人が集まり、上津江・中津江地区に約１９０人宿泊している。日田市中心部へはアクセスがネックだが、日田駅前からのシャトルバスの運行や観戦券付きの宿泊プランの情報発信を通じて誘客していきたい。
[質問] 阿蘇市・菊池市など熊本県の自治体や大分県に比べても、会場への観光ＰＲのブースの設置や大会パンフレットへのＰＲの掲載など、お客さんへのアピールができていない。
大分県は昨年１０月に広瀬知事・今年６月に副知事が開会式に参加している。
主催者が年に数回、原田市長をＶＩＰ券付きで案内しているが一度も来ない。市長の考えはどうか？
[市長] 土日は忙しくてタイミングが合わずに参加してないが、オートポリスを訪れる人の数は魅力的なので、ＰＲに工夫を凝らして日田市へ誘客したい。
[まとめ] 日本有数のサーキット場が日田市にあり、そこに年間２０万人の観光客が訪れていること。また、そこで素晴らしい大会が開催されていることを、日田市民の皆さんにも案外知られていないと思います。
今後、日田市民への周知も含めて、他の自治体に負けないように、多くの皆さんを日田市へ誘い込む努力をすべきだと思います！！