平成29年の九州北部豪雨で被災して以来開催できなかった 「小鹿田焼民陶祭」、昨日から2日間開催されています。
お天気にも恵まれ、多くのお客さんで夕方までにぎわってます😊
昨日の日経新聞の記事「焼き物の街、歩いて楽しもう」で全国第2位に選ばれた小鹿田焼👏ますます人気が出そうです❣️
(以下、大分合同新聞より引用)
どれにしようかな 小鹿田焼民陶祭始まる
小鹿田焼(おんたやき)(国指定重要無形文化財)の陶器市「民陶祭」が12日、日田市源栄町皿山の小鹿田焼の里で始まった。静かな山里に朝から多くの愛好家や観光客が訪れ、好みの器を買い求めた。13日まで。
小鹿田焼協同組合が開く秋の恒例行事。2017年の福岡・大分豪雨で窯元は陶土を砕く唐臼(からうす)の約3分の1を流失、損壊するなど大きな被害を受け、同年の民陶祭は中止になった。行政の支援も受けた復旧が進み、昨年は2年ぶりに開催した。
9軒の窯元は通常の展示場に加え、軒先や縁側にも器を並べた。小鹿田焼の特徴は「飛びかんな」「はけ目」といった技法による模様。訪れた人は窯元を回り、手に取ってじっくり品定めをしていた。キャリーバッグを手に器を買い込む姿も見られた。
初めて訪れたという福岡市の会社員引間亮さん(37)と千雪さん(42)夫婦は皿や酒器を購入。「知人から勧められて来た。定番の模様の器がとてもいい。集落は見て回るのにちょうどいい」と楽しんでいた。
同組合の坂本工理事長(55)は「天候がどうなることかと心配したが、多くの人に来ていただきありがたい」とほっとした表情。2年前の被災経験を踏まえて「台風が近づく地方のことを思うと喜んではいられない。2日間安全に終わりたい」と話した。
※この記事は、10月12日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。