新しい日田消防署の建設準備、着々と進む!!

261224消防署

 日田玖珠広域消防本部が「老朽化(築40年)した本庁舎を同市渡里の大分自動車道日田インターチェンジ(IC)横の空き地(7570㎡)に新築移転する方針を固めた」ことは、私の「議会だより第38号(平成24年秋号)」でお伝えしたとおりです。

[新築および移転先決定の理由]
*国道212号に面し、交通の利便性が高い。
*平成28年から全国一律に運用が始まる消防無線のデジタル化に対応して、デジタル無線施設を現庁舎に設置してから新築移転すると経費がかさむ。
*現庁舎前の国道386号はラッシュ時に混雑し、出動しにくい。
*土地の広さが約2倍になることで消防訓練がしやすい上、将来、建て替えの際に代替用地を取得する必要がない。

 これまでに、「建設予定地の周辺地区を対象とした住民説明会」や「日田市土地開発公社からの用地の取得」を行い、日田玖珠広域消防組合の12月議会で、工事請負契約の議案が可決されました。
 今後、平成26年度~平成27年度にかけて建設、平成28年度からのオープンを目標としています。日田消防署建設事業に対してのこれまでの支出と今後の予算は下記のとおりです。(単位円)
25年度 用地購入費           386,000,000
基本設計・実施設計費その他       39,589,402
26年度 デジタル指令台設計委託料その他   21,307,000
26~27年度
(継続費) 建築主体工事       877,824,000
    電気設備工事       190,080,000
    機械設備工事(予定価格) 101,817,000
    継続費計 1,169,721,000
27年度(概算) デジタル指令台工事費その他 1,000,000,000
総合系(見込み) 2,611,617,402

 財源は市町の負担金・地方債・ふるさと市町村圏基金です。継続費となっている工事費の半分弱(47%?)位はふるさと市町村圏基金から出る見込みです
莫大な費用を投じて実施する事業なので、日田玖珠地域の住民の安心安全の拠点として何十年も使える、最新設備の日田玖珠消防本部ができあがることを期待します。