「令和2年豪雨災害」からの復旧進む❢❢(新聞記事あり)

 「筑後川石井地区築堤工事完成式典」や「新天瀬橋渡橋式」が開催されました。どちらも令和2年豪雨で被災した地域です。

 石井地区では石井工業団地の複数の進出企業や津辻地区の30戸が被災し、今回、堤防が未整備だった部分が完成しました。

 新天瀬橋は温泉街の橋が流失するという衝撃的な動画がありましたが、橋が架けかえられてようやく対岸との行き来が出来るようになりました。

 引き続き豪雨災害からの復旧を急ぎます!

(以下、大分合同新聞より引用)

日田市石井地区の堤防と水門工事が終了 豪雨で浸水被害「国の迅速な対応に感謝」

 2020年7月の豪雨で浸水被害が発生した日田市石井地区で築堤工事が終了し、7月28日、記念式典があった。
 豪雨で三隈川の堤防未整備区間から水が流れ込み、家屋30戸、近くの石井工業団地内の4企業が浸水被害に遭った。国は22、23年度に堤防約300メートル、水門2基を整備した。
 近くの五和振興センターであった式典には関係者約30人が出席。主催者の椋野美智子市長が「地権者の協力と国土交通省の迅速な対応に感謝する」、森田康夫国交省九州地方整備局長が「激甚化する水害に対処するため流域治水を進め、住民の安全向上に取り組む」とあいさつした。
 石井地区では上流部で、堤防の高さが周辺より低い区間が約400メートル残っている。国は今後、整備を進める計画。

(以下、読売オンラインより引用)

九州豪雨で流失した「新天瀬橋」が復旧「街に回遊性が生まれる」…大分県日田市天瀬町で渡り初め

2020年7月の九州豪雨で流失した大分県日田市天瀬町の市道湯山線「新天瀬橋」の復旧工事が終わり、記念の式典が28日、現地であった。天ヶ瀬温泉街や地元自治会の役員ら34人が渡り初めをして完成を祝った。

4年前の九州豪雨では、温泉街の中央を流れる玖珠川が氾濫し、住民1人が濁流にのまれ犠牲になった。完成した新橋は旧橋とほぼ同じ全長67・2メートル、幅3・3メートル。4年前の教訓を踏まえ、橋桁を約60センチ高くした。事業費は約6億円。

 式典には約200人が集まった。県による河川の大がかりな拡幅、掘削などの改修事業はこれから本格化する見通しで、天ヶ瀬温泉旅館組合の大庭龍一組合長(72)は「橋の復旧で街に回遊性が生まれる。これからの街づくりに生かしたい」と話していた。