ますます広がるドローンの活用❢❢(新聞記事あり)

20キログラムの荷物を運べるドローン
主催者の皆さん

 2月18日、日田市秋山町で「災害時におけるドローン物流の地域実装」の公開訓練が行われました👍

 ドローンの運航をする(株)ノーベルを中心に、大分県・大分大学・日田玖珠消防本部・日田市などが協力して、災害時の医療物資の輸送や遠隔診療を試行しました。

 今後、多くの場面でのドローンの活用が期待されます❢❢

(以下、大分合同新聞より引用)

日田市で災害時の孤立地域の遠隔診療訓練 ドローンでタブレットや薬を運搬

救急セットや遠隔診療用タブレット端末を運ぶ大型ドローン=日田市西有田

 災害で孤立した地域にドローン(小型無人機)で物資を運び遠隔診療をする訓練が18日、日田市秋山町などであった。県や市、消防、大分大など10の企業や機関の関係者と地元住民ら約50人が参加した。
 訓練は高齢者を中心に26世帯・44人が暮らす秋山町が豪雨被害で孤立したと想定した。橋とトンネルが不通になると陸の孤島になる地域で、2012年7月の県豪雨では花月川が氾濫し広く浸水被害が出た。
 雨が小降りになった時点で、日田玖珠広域消防組合消防本部のドローンが被害状況を確認。災害対策本部の要請を受けた民間事業者ノーベル(市内友田)が大型ドローンで救急セットと遠隔診療用タブレット端末を地域に運んだ。
 住民はタブレット端末で市内の診療所をオンライン受診し、小型ドローンで届いた薬を受け取った。
 秋山町自治会長の財津彰さん(50)は「災害で孤立しても受診、薬の受け取りができて住民の不安がなくなった」と感想。
 県新産業振興室は今回の訓練を検証し、他地域にも取り組みを広げたい考え。中心的役割を担ったノーベルの野元孝通社長(37)は「必要な物資やサービスを狭小地でも提供できた。産官学の連携も深まった」と話した。

※この記事は、2月24日 大分合同新聞 14ページに掲載されています。