豪雨を乗り越えて大盛況の「小鹿田焼・民陶祭」👍(新聞記事あり)

昨年の豪雨災害から立ち上がり、2年ぶりに「民陶祭」が開催できた小鹿田焼の里
2日目午後3時になっても多くの人出です👨‍👩‍👧‍👦
日頃からエコな製法で作った多くの陶器を販売しています。秋の行楽シーズンは小鹿田焼に行きましょう🚗

(以下、大分合同新聞から引用)

豪雨災害から復活 日田、小鹿田焼の里で「民陶祭」

 約300年の伝統を受け継ぐ日田市の小鹿田焼(国指定重要無形文化財)の陶器市「民陶祭」が13日、源栄町皿山の小鹿田焼の里で始まった。秋の恒例行事だが、昨年は福岡・大分豪雨で窯元が被災して中止となり、2年ぶりの開催。朝から多くの愛好家や観光客が詰め掛けた。14日まで。

山あいの集落に並ぶ10の窯元は、普段の展示場に加え、軒下や庭先まで皿、湯飲み、茶わん、花瓶などさまざまな器を並べた。「飛びかんな」「打ちはけ目」など独自の技法による文様が特徴。来場者は各窯元を回って品定めをして買い求めていた。

姉妹で訪れた大分市の会社員神田幸子さん(38)は「小鹿田焼は温かみがあってどんな料理にも合うのが魅力。同じ大分で、災害もあったので応援する気持ちで来た」と話し、器探しを楽しんでいた。

豪雨によって小鹿田焼の里は川の水を利用して陶土を砕く唐臼が流失、破損し、採土場が崩落するなど大きな被害を受けた。国、県、市の補助も受けて復旧に取り組み、新しい唐臼の製作を終えた後、順次稼働している。
小鹿田焼協同組合の坂本工理事長(54)は「朝から例年以上の出足で、応援の気持ちを感じる。大変ありがたい」と話した。 
※この記事は、10月13日大分合同新聞夕刊11ページに掲載されています。