1月15日から「夜明ニコニコ保育園」の年中さん(つきぐみ)と年長さん(ほしぐみ)の26名が、日田市の幼老共生事業で夜明小学校跡をリフォームした「夜明交流センター」に入り、10時から「利用開始式」が行われました🎵この地からふたたび子どもたちの声が聞こえてきます✨
(以下、西日本新聞から引用)
交流センターで保育開始 日田市夜明 2年ごし念願実る 「園児の声は地域の力」
日田市夜明の「夜明にこにこ保育園」(渡辺祐子園長、64人)の新保育室が、市の「夜明交流センター」2階にオープンし15日、利用開始式があった。高齢者と子どもの交流拠点として、利用を待ちわびた住民や園児に笑顔が広がった。
旧夜明小校舎を改修したセンターは、公民館事業や地域おこし活動で高齢者の利用が多い。元々保育室を備えていたが、園を運営する社会福祉法人の不正会計発覚などの影響で、2015年10月の開設後も保育室は使われていなかった。
式典には園児や地元住民、市関係者ら約40人が参加した。園を運営する社会福祉法人「明円寺会」の森山雅弘理事長は、あいさつで法人の不祥事に触れ「地域の皆さまに心配と失望を与えて申し訳ない」と謝罪。「新しい環境で、幼老共生事業を具現化したい」と語った。園児たちは身ぶりを交えた歌を披露して利用開始を喜んだ。
保育室は近くにある園の一体的な施設として、4、5歳児計26人を保育する。これまで4、5歳児は同じ部屋だったが、新保育室には年齢別に部屋があり広々使えるという。見学した園児たちは新しい保育室で走り回ったり、跳びはねたりして喜びを表していた。
幼老共生の場として、センター2階の早期利用を市に求めていた夜明まちづくり運営委員会の有冨宗喜(むねき)委員長は「子どもの声が聞こえるだけで地域の力になる。子どもと一緒にできる行事を考えたい」。渡辺園長も「センターは住民がいつも利用する場所。園児と触れ合ってほしい」と話した。
=2018/01/16付 西日本新聞朝刊=