(日田市に豪雨災害が発生する3~4時間前に中標津空港に到着した時の様子)
大分県議会自民党の防衛・防災・消防対策調査会の視察で、5日午前中に新千歳空港から中標津(なかしべつ)空港へ移動し、別海町役場を訪問した後、北方領土の見えるポイントである「北方展望塔」へ向かいました。
その途中のバスの中、午後2時半頃から防災メールで「大肥川が増水して白岩橋(大肥町)付近で氾濫」「大鶴地区・小野地区などに避難勧告」などの連絡が入ってきて、市長・県土木事務所長・自治会長・消防団長などと連絡を取るうち、のっぴきならぬ事態が発生していると判断して、視察を一日繰り上げて帰ることにして、急きょ釧路空港へ。
釧路発東京行き最終便の20時15分発の便は満席ということでしたが、いちかばちかキャンセル待ちをしていたら、ひとつだけ席が空いてとにかく5日のうちに東京までたどり着きました。
翌6日、朝6時40分羽田発の便がとれて福岡空港へ。以下は、羽田空港を立つ前のフェイスブックの書き込みです。
「おはようございます。大変なことになりました。私は昨夜、釧路発最終便に空きができて東京まで来ました。
これから羽田空港6時40分発で福岡に向かいます。一刻も早く帰ります。今日も引き続き、気をつけてください。」
福岡空港からはタクシーに乗りましたが、高速道路は日田の3つ前の甘木インターで通行止め。この後、普通なら国道386号で日田に入るところですが、沿線の朝倉市がズタズタのため、筑後川の向かい側の久留米市田主丸付近に出て、国道210号線で日田市に入り、とにかく午前中に日田市役所の災害対策本部に到着しました。以下は日田市に着いて被害状況を見た後のフェイスブックの書き込みです。
「今日は8時半過ぎに福岡空港に着いて、タクシーで10時半頃日田に着きました。甘木で高速をおろされて、210号線に出て、少し混むこともありましたがわりとスムーズに帰れました。そのあと見た光景には目を疑いましたが・・・これから復興を目指すしかありません。」