大分県議会第1回定例会は最終日を迎えて、令和6年度予算案(6898億円)や「アナログ規制」を見直す条例改正案・教育長の人事案などが原案どおり可決しました。
閉会後に慣例で1年で交代する副議長の選挙を行い、私が第104代大分県議会副議長の大役を仰せつかりました。
私事ですが私の曽祖父の井上武が大正4年(1915年)10月15日に第21代副議長に就任しているので、それから約108年5か月ぶりのこととなります。
先輩・同僚議員の皆さん、これまで支えていただいた皆さんに感謝しながら、今後、これまで以上に皆様方の声を県や国へ届けていきます
(以下、大分合同新聞より引用)
大分県議会、副議長に井上氏を選出し閉会
県議会は第1回定例会最終日の27日、本会議を再開し、2024年度一般会計当初予算案(6898億800万円)、さまざまな業務の「アナログ規制」を見直す条例改正案など54議案を原案通り可決した。教育長に山田雅文企画振興部長(60)を充てる人事案に同意。木付親次副議長の辞職に伴う副議長選挙で、井上明夫氏(67)=自民党=を選出して閉会した。
予算特別委員会、各常任委員会の正副委員長が審査結果を報告。24年度当初予算案に井上明夫氏(自民)、二ノ宮健治氏(県民クラブ)が賛成討論、猿渡久子氏(共産党)が反対討論をした。
教育長人事は、現職の岡本天津男氏の辞職に伴うもので、山田氏は4月1日に就任する。5月15日に満了する岡本氏の残りの任期に加え、次期(27年まで3年間)も務める。
監査委員は県議の森誠一氏(50)=自民=と守永信幸氏(61)=県民ク=を選出。人事委員に宮迫敏郎氏(64)=県立図書館長、大分市=の新任に同意した。
議員提案の「若者のオーバードーズ(市販薬の過剰摂取)防止対策の強化」など意見書2件と、「ガザ地区での戦闘行為の即時停止などを求める決議」を可決した。
政治資金規正法違反事件の徹底解明などを求める意見書は否決した。
副議長は1年での交代が慣例となっている。43票のうち、井上氏が27票、玉田輝義氏(県民ク)が16票だった。
【井上明夫副議長略歴】日田市選挙区、3期(県議会商工観光労働企業委員長、日田市議3期)
宇都宮大卒。