「前津江町ふるさとまつり」では、伝統行事の大野楽(おおのがく)が8年ぶりに披露されました。
大野楽は大野老松天満社に800年以上前から伝わり、五穀豊穣や無病息災を願い、天皇即位など節目の年も含めて4、5年おきに奉納されてきました。今回はコロナ禍の影響で8年ぶりに執り行われました。
これだけ大がかりな伝統行事を、前津江地域だけで継承していることに頭がさがります
(以下、大分合同新聞より引用)
笛と太鼓に合わせ「舞楽」繰り広げる 日田市大野老松天満社で8年ぶりに大野楽
日田市前津江町の大野老松天満社に伝わる大野楽(県指定無形民俗文化財)が19日、奉納された。
新型コロナウイルス禍もあり8年ぶり。地元の子どもたちも参加し、800年以上の歴史がある伝統の楽を披露した。
境内では、顔を白く塗った氏子による「はさみ箱振り」や2人一組での「棒使い」の演舞などがあった。
前津江町ふるさと祭会場の前津江小では、同小の児童が大太鼓、なぎなた、カッパ役で登場。笛と太鼓に合わせて「舞楽」を繰り広げた。
近くの三国恵美子さん(85)は「みんなかわいかった。私の子どもも出た50年前の楽を思い出した」と懐かしんだ。