昨日25日の大分合同新聞で報道されたとおり、日田駅前のにこにこ交流館(千代屋食肉店さんの隣)で島根県浜田市のブランド魚の販売を行っています。
「どんちっち」とよばれる魚はアジ・ノドグロ・カレイの3魚種だそうです。記事で紹介されているように、今回は日田市出身で島根県の山陰中央新報社の記者の森さん(私の知人の娘さん)が発案した取り組みです。
浜田市といえば1973年に日田林工高校が甲子園に初出場した時に、2回戦で浜田商業高校と対戦したことを思い出します。浜田市と日田市の縁を感じました
(以下、大分合同新聞より引用)
島根県の新聞記者、古里日田市との懸け橋に ブランド魚販売会実施へ
新聞記者が大分と島根をつなぐ―。大分県日田市南友田出身で山陰中央新報社(本社・島根県)に勤める森みずきさん(25)が26、27の両日、同市で島根のブランド魚の販売会を開く。販路に苦しむ同県の漁港と海のない地元を結ぶ取り組みで、「新型コロナウイルスの影響を受ける両地域を元気づけたい」と意気込む。
森さんは広島県の大学を卒業後、記者を志しIターン。入社2年目で報道部に所属する。昨年7月の豪雨では被災した古里を取材。その記事がきっかけとなり、お隣の玖珠町戸畑出身で浜田魚商協同組合(島根県浜田市)の事務局長、石井信孝さん(73)と出会った。
石井さんとの交流の中で、同市のブランド魚「どんちっち」の売り込みがコロナ禍で難しくなっていることを知った。同社編集局では今年4月から、記者が地域課題の解決策を考え、リポートする企画「記者×(駆ケル)」を展開。そのテーマに選んだ。 「どんちっち」とは、石見神楽を意味する方言。アジ、ノドグロ、カレイの3魚種で、脂の乗りやサイズなどの基準をクリアしたものだけが名を冠される。漁獲のほとんどを首都圏や同県内に出荷しており、石井さんは「日田での販売は森さんの発案。われわれには九州に販路を広げるという発想がなかった」と驚く。
販売会は5月の予定だったが、新型コロナ第4波とアジがそろわなかったため延期。現在も基準を満たすアジが少ないため、どんちっちはノドグロとカレイの2種でアジは基準に近い物を用意する。全て干物で提供する。
会場は日田市元町のにこにこ交流館。午前11時~午後6時(売り切れ次第終了)。森さんと石井さんは「おいしい魚を食べて元気になってほしい。生まれた縁を大切にしていきたい」と話した。問い合わせは森さん(TEL080-2910-3821)。