NPO法人災害支援団体リエラ(松永鎌矢代表)の新しい事務所「移住よろず相談所KATETE」がオープンしました
場所は隈町のマルハラ金物店さんの建物です。KATETE(かてて)は方言で「参加させて」を意味します。これから先、移住・防災・災害支援などいろいろな活動の拠点となります。
アフターコロナの新たな地域づくりにみんなでかたりましょう
(以下、西日本新聞より引用)
日田に移住相談の拠点 空き店舗活用、地域交流にも NPOが新事務所
防災活動や災害時の支援などを行う日田市のNPO法人「リエラ」が、同市隈2丁目の空き店舗に新事務所を開設し、コミュニティースペース「KATETE(かてて)」として運用を始めた。市の「移住支え合い事業」を受託し、移住希望者の相談窓口として活用するほか、地域の交流施設としての利用も広く呼び掛けている。
「平時からの支え合いで、安心して暮らせるまち、ひとづくり」を活動目標に掲げるリエラ。災害時の避難所支援やボランティアセンター運営サポートなどに加え、移住者交流会の企画などにも携わってきた。
一方、日田市は県内市町村別の移住者数が5年連続トップの実績を誇っているが、定住が課題になっているという。このため市は、空き家の利活用を図る「空き家バンク」なども含めて事業の一本化を図り、移住者への切れ目のない支援で定住を促そうとリエラに事業委託した。事業費は6月から2年10カ月間で約1900万円。
新事務所は、大正期に建てられた旧マルハラ金物店の1階部分(約50平方メートル)。スタッフの事務スペースと交流スペースに仕切りは設けず、開放的な作りになっている。「KATETE」は「仲間に加えて」の方言で、移住だけでなく災害支援にも共通する言葉として名付けたという。
13日には地元住民や市担当者も招いてお披露目会が開かれた。松永鎌矢代表理事は「移住希望者も立ち寄りやすい街なかに拠点ができたことで、定住者増に向けて一層取り組みたい。地域住民の方々にも、いろいろなアイデアで使ってほしい」とアピールした。
リエラの移住相談窓口の電話番号は090(1452)4110。 (吉田賢治)