昨日、島根県の合板会社「日新林業」と日田玖珠中津の森林組合や原木市場が、木材の安定供給のための協定を締結し、大分県西部振興局で調印式がありました。
私も日田市森林組合長として調印しました。今朝の西日本新聞や大分合同新聞でも報道されています。
今後の木材需要の安定につながることを期待しています!
(以下、西日本新聞の記事の引用です。)
島根県の日新林業と木材の安定供給協定
日田市など県西北部の四つの森林組合と三つの原木市場は22日、合板用の原木を取り扱う日新林業(島根県)との間で、年間取引量を取り決める「合板用木材の安定供給協定」を締結した。本年度の取引量は6万1500立方メートル。県産材安定供給のため、森林組合と民間市場が協力する取り組みは県内で初めてという。
供給側は素材生産量(丸太を運び出す量)の増加と価格安定につながり、日新側も原木を安定して調達できるメリットがある。
県西部振興局によると、今回供給される木材は曲がり材で、これまで県内の需要は少なく、価格が低迷していたという。協定には日田市、日田郡、玖珠郡、山国川流域の各森林組合と、日田中央木材市場、九州木材市場、ナンブ木材流通の民間市場が参加。締結期間は2019年3月まで。
調印式は日田市の同振興局であり、滝口定義局長の立ち会いの下、関係者が協定書にサインした。日新林業の佐藤一郎常務は「中国地方だけでは当社が必要とする原木量がまかなえないだけに、大変感謝している」。
日田市森林組合の井上明夫組合長は「取り決めた量をきちんと供給し、今後さらに多くの取引ができるよう態勢を充実させたい」と語った。
=2014/05/23付 西日本新聞朝刊=